ヴァンデタニブはゲフィチニブよりもPFSを延長させる


vandetanib(ザクティマ)はイレッサの後釜候補として
アストラゼネカが一生懸命ヨイショしている薬であるが・・・
肺癌で多数のスタディが行われているのは、有名。

http://pulmonary.exblog.jp/9747322/

JCOでイレッサとのphaseII比較試験が発表されていた。

目的:
 Vandetanibは、1日1回服用するVEGFRとEGFRの阻害剤である。
 vandetanibとゲフィチニブにおける、
 安全性・効果を比較するphase II試験である。

方法:
 168人の局所進行型あるいは転移を有するIIIB~IV期のNSCLC患者で
 1st-line(±2nd-line)のあと再発した症例。
 vandetanib 300 mg (n = 83)
 gefitinib 250 mg (n = 85) にわけ、PDになるまで続ける (part A)。
 あるいは、4週間後、適応のある患者はほかの代替治療へスイッチする(part B)。
 PFSがA群のプライマリエンドポイント。

結果:
 A群でvandetanibは、ゲフィチニブに比べてPFSを延長。
 (HR = 0.69; 95% CI, 0.50 to 0.96; one-sided P = .013)
 有害事象はいずれも認容性あり。
 OSはセカンダリエンドポイントとしたが、これは有意な差がみられなかった。

結論:
 PFS延長が認められたため、Vandetanib 300 mg/dは、phaseIII試験
 を行うに妥当な治療と考えられる。

by otowelt | 2009-05-26 16:37 | 肺癌・その他腫瘍

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