SUN1087試験:NSCLCにおけるスニチニブ+エルロチニブでPFS改善

ALK阻害薬:クリゾチニブの商品化に力を注いでいるファイザーから
スニチニブ関連の臨床試験の報告が発表された。
スニチニブはGISTとRCCにおいて日本でも使用されている。
マルチプルキナーゼ阻害薬であり、PDGFRキナーゼ、VEGFRキナーゼ、
KITキナーゼを阻害する。

http://www.pfizer.com/home/

ファイザーは2010年8月23日、前治療のある進行NSCLCを
対象とするSUN1087試験(第III相)で、スニチニブ(スーテント)と
エルロチニブ(タルセバ)を併用することによって、エルロチニブ単剤と比べ
PFSを有意に改善したことを発表した。しかしながら、OSに変化はなかった。

サブグループ解析は10月のESMOまでにおこなわれる見通し。
これによって、今後のスタディやコマーシャル方針が決まる。

スーテントが肺癌領域で常識的になるかどうかはわからないが、
副作用として手足症候群、左心不全、出血傾向、高血圧、浮腫、体重増加などは
知っておきたいところである。

by otowelt | 2010-08-30 12:38 | 肺癌・その他腫瘍

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