バレニクリン(チャンピックス)品切れ

たばこ税増税により、バレニクリン(チャンピックス)が品切れになった。
製薬会社も、これは予想できた事態だと思うのだが…。

全ての喫煙者の禁煙に対して、禁煙補助薬であるバレニクリン(チャンピックス)など
が適応になるわけではない。いくら患者が殺到してきたとしても
ニコチン依存の状態ではなく、生活指導で禁煙ができる程度なら
安易に処方すべきではないと考えている。

呼吸器学会から以下の4点が保険適応における禁煙補助薬の適応と提言されている。
1.ただちに禁煙しようと考えていること
2.TDSによりニコチン依存症と診断されていること(TDS5点以上)
3.ブリンクマン指数が200以上
4.禁煙治療を受けることを文書により同意していること

<ファイザー発表>
 ファイザー株式会社(本社:東京都、社長:梅田一郎)が、製造輸入販売しておりますニコチン依存症の喫煙者に対する禁煙補助薬「チャンピックス(R)錠0.5mg、同錠1mg」(一般名:バレニクリン酒石酸塩)は、本年8月まで毎月約7万人分を供給して参りました。10月からのたばこ税増税等に伴う禁煙意識の高まりにより、禁煙外来を受診される方が増え9月は約17万人分の供給となりました。更に、10月は6日の時点ですでに約8万人分の供給となり、当初の予測をはるかに上回ったため、現在、ご要望に応じたチャンピックス錠の供給ができない状況が発生しております。
 チャンピックス錠による治療を希望される皆様ならびに医療関係者の皆様には、多大なるご迷惑をお掛けすることになりましたことを心よりお詫び申し上げます。
 弊社では、既にチャンピックス錠で治療を始められている患者様の治療継続を最優先と考えております。新たに禁煙治療を希望される患者様については、しばらくの間チャンピックス錠の処方を延期していただくよう、医療機関・薬局ならびに医療関係者の皆様にご協力をお願いしております。併せて当分の間、疾患啓発広告を自粛することとしました。
 弊社では多くの方々の禁煙治療をサポートするために、現在生産量の拡大に全力を注いでおります。来年1月からは新規の患者様への治療を開始できる供給体制を整えられる予定です。

by otowelt | 2010-10-15 06:03 | びまん性肺疾患

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