ESMO2010:NExUS試験の結果、GEM+CDDP+ソラフェニブはPFSを延長

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NExUS試験の結果が出ていた。

背景および方法:
 NExUS試験は、多施設ランダム化二重盲検プラセボ対照試験で、3B/4期の
 NSCLCを対象に、GEM+CDDP+ソラフェニブ群(ソラフェニブ投与群)と、
 GEM+CDDP+プラセボ群(GC群)が比較された。
 この試験では扁平上皮癌は除外されている。理由としては、
 ESCAPE試験でソラフェニブ投与による生存期間が短縮した経緯があるから。

結果:
 プライマリエンドポイントはOSであったが、これは両群ともに
 差がみられなかった。376日vs379日(HR0.98、95%CI 0.83-1.16、p=0.401)
 PFSは、183日vs168日(HR0.83、95%CI 0.71-0.97、p=0.008)であり、
 有意に延長した。扁平上皮癌ではESCAPE試験のような結果ではなかったが、
 PFSもPSも差がみられなかったという結果であった。
 有害事象に関しても差がみられなかった。

結論:
 進行NSCLCのファーストラインに、ゲムシタビン+シスプラチンへ+ソラフェニブ
 を投与することによって、PFSが延長したがOSは延長しなかった。

by otowelt | 2010-10-20 09:38 | 肺癌・その他腫瘍

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