市中肺炎におけるセフタロリン vs セフトリアキソンのランダム化二重盲検多施設共同第III相試験

Integrated Analysis of FOCUS 1 and FOCUS 2: Randomized, Doubled-Blinded, Multicenter Phase 3 Trials of the Efficacy and Safety of Ceftaroline Fosamil versus Ceftriaxone in Patients with Community-Acquired Pneumonia.
Clinical Infectious Diseases 2010; 51(12):1395–1405


IDSAで発表された市中肺炎へのセフタロリンについてのCIDの論文だが、
読む時間がなくてほったらかしにしている。あまり他の日本のブログ等でも
取り上げられていない様子。control armがセフトリアキソンでは、
何とも言えないといった感じの感想が欧米のブログでは多かった。
PORT risk class III or IVの市中肺炎の患者において、セフタロリンの効果は
セフトリアキソンに劣らないという論文である。時間があれば全文読みたい。

セフタロリン(Ceftaroline)は第5世代のセフェム系で、
セフトビプロールと同じ世代に属する。基本的にはMRSAまで
カバーをひろげたブロードスペクトラムなセフェム系抗菌薬と考えてよい。

セフタロリンについては8月に
complicated skin and skin structure infections (cSSSI)で述べた。
セフタロリン単独療法はcSSSIへのバンコマイシン+アズトレオナムに対して非劣勢

by otowelt | 2010-12-15 16:37 | 感染症全般

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