IIIB/IV期NSCLCにおいてゲムシタビン・オキサリプラチンとパクリタキセル・カルボプラチンの効果は同等

ASCO2008で発表されたGEMOXの生存に関するデータ。
本文を読む術がないため、Abstractの意味がよくわからない部分がある。

A Phase III Randomized Trial of Gemcitabine–Oxaliplatin versus Carboplatin–Paclitaxel as First-Line Therapy in Patients with Advanced Non-small Cell Lung Cancer
nal of Thoracic Oncology: February 2011 - Volume 6 - Issue 2 - pp 358-364


目的:
 この第III相試験は、IIIB/IV期の非小細胞肺癌に対して
 ゲムシタビン・オキサリプラチン(GEMOX)の効果と忍容性
 をパクリタクセル・カルボプラチン(PCb)と比較するものである。

患者および方法:
 18歳以上の患者をPCb(paclitaxel 225 mg/m2 、carboplatin AUC= 6、3週ごと)
 ないしはGEMOX (gemcitabine 1,000 mg/m2 days 1,8、
 oxaliplatin 130 mg/m2 day 1 、3週ごと)を6サイクルまで施行。
 プライマリエンドポントはPFSとし、セカンダリエンドポイントはRR、OS、QOL。

結果:
 383の患者がランダムに割り付けられ、371人が治療を受けた。
 184:GEMOX、187:PCb。55%が男性、52%が65歳未満、91.6%が白人だった。
 PFS中央値はGEMOX:4.44ヶ月、PCb:4.67ヶ月であった
 RRはGEMOX:15.2%、PCb:22.4%であった。
 OS中央値はGEMOX:9.90ヶ月、PCb:9.24ヶ月。
 PFSは腺癌患者で同等であったが、OSに関してはGEMOXの方がよい傾向にあった。
 QOLは両群ともベースラインからの改善は同等であった。毒性も同等であった。
 好中球減少 (32.9%)血小板減少(17.3%)が最もよくみられたGrade4有害事象だった。

結論:
 PFS,OS、RRはGEMOXはPCbと同等であった。
 ※毒性はこのレジメンのルーチンの使用を制限するかもしれない。

by otowelt | 2011-01-26 05:29 | 肺癌・その他腫瘍

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