侵襲性真菌感染における血清β-Dグルカンのメタアナリシス

b-D-Glucan Assay for the Diagnosis of Invasive Fungal Infections: A Meta-analysis.
Clinical Infectious Diseases 2011;52(6):750–770


背景:
 われわれは、血清(1/3)-b-D-glucan (BDG)を侵襲性真菌感染(IFIs)の
 診断に有用かどうかを関連のある臨床試験のメタアナリシスで評価した。

方法:
 われわれは書誌のデータベースにおいて、関連性のあるコホートあるいは
 症例対照研究を検索。IFIsの診断が確定しているあるいは推定されるもので
 (ただしPCPを除外)、血清BDGを比較。
 診断はthe European Organization for Research and Treatment of
 Cancer/Mycoses Study Groupに準じる。
 cut off値については80 pg/mL for the Fungitell or Glucatell assay
 30 pg/mL for the Fungitec G-Test MK、20 pg/mL for
 the (Fungitec) G-Test, and 11pg/mL for the Wako b-Glucan assay。

結果:
 合計2979人(594人のIFIs確定/推定患者)、16の試験を解析した。
 血清BDGの感度は76.8% (95% CI67.1%–84.3%)、特異度85.3%
 (95% CI, 79.6%–89.7%)であった。ROC曲線下面積0.89であった。
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 結論:
 血清BDGは、確定/推定IFIsにおいてよい診断的精度を持つ。
 臨床的に使用するのにも役立つであろう。 

by otowelt | 2011-03-03 14:06 | 感染症全般

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