関節リウマチ関連肺疾患における病態別の生存

当たり前の結果だが…。

Lung diseases directly associated with rheumatoid arthritis and their relationship to outcome
Eur Respir J 2011; 37: 1411–1417


背景:
 関節リウマチ関連肺疾患(RA-LD)の臨床的アウトカムと死因は
 よくわかっていない。

方法:
 レトロスペクティブスタディがRA-LD患者144人に施行された。
 最初の呼吸器的検査の受診からフォローアップ中央値は4.5年であった。

結果:
 臨床、画像、病理学的に以下のように分類。
 合計57人の患者がUIP、31人が気管支拡張症、16人がNSIP、
 11人が細気管支炎、5人がOP、5人がDAD、19人が混合型の肺病変だった。
 5年生存率はUIPで36.6%、気管支拡張症で87.1%、NISPで93.8%、
 細気管支炎で88.9%、OPで60%、DADで20%であった。
 DADの生存は、UIPに比べて悪かった。
 全生存率についてUIPは、気管支拡張症、NISP、細気管支炎より悪かった。
 144人中71人(49.3%)が死亡、うち58人(81.7%)が呼吸器的原因で死亡。
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結論:
 RA-LD患者において、DADは最も高い死亡率であり
 UIPはNSIPなどの患者よりも全生存が悪い。

by otowelt | 2011-06-03 05:17 | びまん性肺疾患

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