固形燃料の使用は結核発症と関連するかもしれない

単変量解析で差が出た論文。

Exposure to combustion of solid fuel and tuberculosis: a matched case–control study
Eur Respir J 2011; 38: 132–138


背景および方法:
 このスタディは、ベナン共和国においておこなわれた
 固形燃料の燃焼曝露と結核との関連を調べたものである。
 連続症例で、喀痰塗沫陽性であった結核患者で
 前治療歴がないものを登録した。近隣の人々から年齢、性別などを
 調整したコントール群を設定した。

結果:
 合計200人の新規塗沫陽性患者、400人の近隣の人々が登録された。
 単変量解析において、調理に用いる固形燃料(OR 1.7, 95% CI 1.1–2.8)、
 既喫煙歴(OR 5.5,95% CI3.1–9.8)、男性(OR 10.5, 95% CI 1.6–71.1)、
 日常的アルコール飲酒(OR 2.3,95% CI 1.2–4.2)、過去5年間における
 家族内結核(OR 30.5, 95%CI 10.8–85.8)は有意に結核と関連していた。
 多変量ロジスティック回帰モデルにおいて、調理における固形燃料の使用は
 結核と統計学的に有意ではなかったが、関連する傾向にあった
 (adjusted OR 1.4, 95% CI 0.7–2.7)。

結論:
 固形燃料の使用は、結核発症と関連している可能性がある。

by otowelt | 2011-07-06 05:53 | 抗酸菌感染症

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