クモ膜下出血に対する第3世代CT検査の感度特異度

クモ膜下出血に対するCTの感度特異度の話。
あれ、BMJってfigure/tableって文末に添付してあったっけ?

Sensitivity of computed tomography performed within six hours of onset of headache for diagnosis of subarachnoid haemorrhage: prospective cohort study
BMJ 2011;343:d4277 doi: 10.1136/bmj.d4277


目的:
 現代の第3世代CTのクモ膜下出血における感度を調べる。
 特に頭痛発症6時間以内のものを調べた。

デザイン:プロスペクティブコホート試験

セッティング:カナダにおける11の三次救急施設、2000年から2009年

参加者:
 神経学的に正常な成人で、新しい頭痛を発症した患者で
 クモ膜下出血除外のためにCT検査をオーダーされた患者

結果:
 クモ膜下出血は、CTにおいてクモ膜下に血液がみられたもの、
 髄液でキサントクロミーがみられたもの、脳血管造影的診断。
 3132人の登録患者(平均年齢45.1歳、82.1%にあたる2571人が
 人生最悪の頭痛と表現)のうち、240人がクモ膜下出血であった(7.7%)。
 CTにおけるoverallのクモ膜下出血に対する感度は
 92.9%(95%CI 89.0% to 95.5%)であり、特異度は100%
 (99.9% to 100%)であった。NPVは99.4% (99.1% to 99.6%)、
 PPVは100% (98.3% to 100%)であった。6時間以内にCTを
 施行された953人のうち、クモ膜下出血の121人は
 CTによって診断されており、これは感度100%(97.0% to 100.0%)
 特異度100% (99.5% to 100%)、NPV100% (99.5% to 100%)
 PPV100% (96.9% to 100%)であった。
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結論: 
 現在の第3世代CT検査は、特に6時間以内に撮影した場合
 クモ膜下出血に対して高感度を有する。

by otowelt | 2011-08-03 04:51 | 救急

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