近年の肺高血圧症の生存率について

中国における肺高血圧症の近年の生存率についての論文。

Survival of Chinese Patients With Pulmonary Arterial Hypertension in the Modern Treatment Era
CHEST 2011; 140(2):301–309


特発性肺高血圧症(IPAH)173人、結合組織病関連肺高血圧症(CTDPAH)103人
のレトロスペクティブコホート研究。

CTDPAHの内訳は
SLE、SSc、SjS、MCTD、arthritisの順に
38%, 22%, 11%, 10%, 4%。

治療の内訳は、IPAH、CTDPAHの順に
Bosentanが30人(17.3)、17人(16.5) 、
Iloprostが3人(0.2)、1人(0.1) 、
Sildenafilが54人(31.2)、27人(26.2) 、
Vardenafilが52人(30.0)、32人(31.1)であった。

IPAHにおいて1年生存率92.1%、3年生存率75.1%、
CTDPAHにおいて1年生存率85.4%、3年生存率53.6%であった。

男性に限ると、これらはそれぞれ
93.5%、77.5% vs71.1%、47.4%。

過去に比べると生存は著明に改善しているが、
男性のCTDPAHは、予後不良であった
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by otowelt | 2011-08-04 06:33 | 呼吸器その他

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