移植前強化治療は、CMV再活性化・感染を減少させる

Milano F, et al
Intensive strategy to prevent CMV disease in seropositive unbilical cord blood transplant recipients
Blood. 2011 Nov 17;118(20):5689-96


背景:
 CMV血清陽性のUCBTレシピエントはCMV合併症のリスクが増加する。

方法:
 CMV合併症を減少させるため、UCBT移植前GCV(5mg/kg、静注day -8~-2)、
 移植後高容量ACV(2g、1日3回)、専制的治療のため
 2週おきのCMV-PCRのモニタリングを行うようにした。

結果:
 CMV合併症の累積率を予防強化したレシピエントとヒストリカルコホートを比較。
 72人のCMV合併症のうち29人(40%)が標準予防、43人(60%)が
 新規強化予防を受けた。HRは強化レジメン群がCMV合併症が低く
 (HR 0.27, 95%CI 0.15-0.48, p<0.001)、1年以内CMV感染が
 低かった(HR 0.11, 95%CI 0.02-0.53, p<0.006)。
 CMV再活性化患者においても、CMV特異的治療が必要であった期間も
 有意に短かった(42%[interquartile range 21-63]% vs 70%
 [interquartile range 54-83])。
 
結論:
 移植前強化治療はCMV再活性およびCMV感染を有意に減少させる。

by otowelt | 2011-12-14 11:21 | 感染症全般

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