コウモリから新種のインフルエンザウイルス

・読売ニュース
 コウモリからインフルウイルス、初検出…新種
・産経ニュース
 コウモリに新種のインフル

ニュースが目についたので。

Suxiang Tong, et al.
A distinct lineage of influenza A virus from bats
Proc Natl Acad Sci February 27, 2012, doi: 10.1073


2009年5月および2010年9月の2回にわけて、
グアテマラ南部の8つの地域において合計
21種類・316匹のコウモリを捕獲した。
定量逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(qRT-PCR)法により
コウモリサンプルを解析すると、3匹から新種の
A型インフルエンザウイルスが検出された。
すでに知られているHAサブタイプとほぼ同じ時期に分岐したウイルスと
推定され、 H17に指定されている。

いずれもSturnira lilium:アメリカケンショウコウモリからで、
2匹は2009年に他区され、1匹は2010年に捕獲されたもの。
ノイラミニダーゼ遺伝子は、これまでに知られているどのタイプでもなかった。
直腸、肝、腸、肺、腎で採取したスワブにおいて3匹すべてで
インフルエンザウイルス陽性であった。

by otowelt | 2012-03-01 13:07 | 感染症全般

<< 肉芽腫性病変 睡眠薬使用による死亡リスクと癌... >>