ASCO 2012速報:PARAMOUNT試験…ペメトレキセド維持療法のOS結果

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PARAMOUNT試験のOS延長。当たり前だが。

L. G. Paz-Ares, et al.
PARAMOUNT: Phase III study of maintenance pemetrexed (pem) plus best supportive care (BSC) versus placebo plus BSC immediately following induction treatment with pem plus cisplatin for advanced nonsquamous non-small cell lung cancer (NSCLC).
ASCO 2012


方法:
 ファーストラインのシスプラチン・ペメトレキセドによるインダクション治療をおこない、disease remissionへ到達させた。
 ・ペメトレキセド(500 mg/m2 on day one of a 21-day cycle)
 ・シスプラチン (75 mg/m2)
 これらのうち、進行がみられなかった患者をこのスタディへ組み込み、ペメトレキセドメンテナンス+BSC(メンテナンス(500 mg/m2 on day one of a 21-day cycle))、プラセボ+BSCへランダムに割りつけた。プライマリエンドポイントはITT解析によるPFSとした。

結果:
 1022人が登録され、939人がインダクションフェイズへ到達。これらのうち、539人がランダムに以下のごとく割り付け。
  359人:メンテナンス+BSC群
  180人:プラセボ+BSC群
 上記メンテナンス群において、プラセボ群と比較してPDのリスク軽減が有意にみられた(HR 0.62, 95% CI 0.49—0.79; p<0.0001)。
 ランダム化からのOS中央値は、ペメトレキセド群13.9ヶ月、プラセボ群11ヶ月、ハザード比は0.78(95%CI:0.64-0.96)となり、ペメトレキセド群で有意に改善(p=0.0195)。インダクションの開始からのOS中央値は、ペメトレキセド群16.9ヶ月、プラセボ群14.0ヶ月であった。1年生存率、2年生存率はペメトレキセド群でそれぞれ58%、32%、プラセボ群でそれぞれ45%、21%。

by otowelt | 2012-06-07 07:28 | 肺癌・その他腫瘍

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