医学部5年生、「学生医」認定へ

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 アナグラムではないですが、医学部5年次に「医学生」から「学生医」へ変わるのですね。
 私は医学生の頃、臨床実習前に突然「CBT」や「OSCE」が新規導入された世代です。厚生労働省の決定に、「不合格だったらどうしよう」と皆で焦った日々が懐かしいです。指導医の監督下であれば、現在でも臨床実習生は動脈血液ガス分析などの侵襲的行為が可能だと思うのですが、診療参加型に実習スタイルを移行するということは、学生医に責任を持たせるということになるのでしょうか。

●「学生医」を認定へ-臨床実習充実が狙い (ヤフーニュース1月17日 より引用)
 全国医学部長病院長会議は17日、臨床実習開始前の学生が受験する共用試験の合格者を「学生医」(仮称)として認定する制度を導入する方針を明らかにした。2013年度に試験を受験し、14年度に実習を始める人から認定する。学生の医行為に対する患者の信頼や理解を得やすくして、臨床実習を「見学型」から「診療参加型」にシフトさせるのが狙い。同日の記者会見で、こうした方針を盛り込んだ「医師養成グランドデザインへのアクションプラン」を公表した。
 共用試験には、知識を問う「CBT」と、臨床能力を試す「OSCE」がある。同会議では、「共用試験検討ワーキンググループ(WG)」を設けて学生医の認定方法などを検討し、5月に開く総会で制度設計の案を示す予定だ。
 認定に当たっては、学生医が実施できる医行為のリストを作成して、診療に参加できる環境を整備する。
 アクションプランではこのほか、臨床実習、臨床研修、専門医研修の「場」について、「大学付属病院のみでは、国民が求める医療ニーズに沿った教育は困難」と指摘。大学付属病院を中心に、地域の中核病院や診療所などと「教育病院・施設群」を構築する方針を打ち出した。さらに、「現行の国家試験では、技能は問われていない」ことを問題視。技能習得度を測るため、卒業時にもOSCEを実施するよう提言した。同会議では、「卒業時OSCE検討WG」を設けて基本設計を行うという。

●「学生医」認定で医行為拡大、実習充実へ (m3.com 1月17日 より抜粋引用)
 全国医学部長病院長会議は1月17日の定例記者会見で、「医師養成グランドデザインへのAction Plan」を公表、共用試験に合格した学生に、「学生医」(仮称)の資格を付与する制度を今年4月からスタートすることを公表した。臨床実習の知識と技能を持った学生のレベルを保障し、患者・家族の了解を得て、診療参加型の臨床実習の充実を図るのが狙い。
 2013年度に共用試験を受ける医学部4年生からが対象になり、2014年度から「学生医」(仮称)の資格を持つ医学生が臨床実習を開始する。将来的には、卒業時にも共用試験を課すとともに医師国家試験も見直すなど、臨床実習から初期・後期研修、生涯教育までのシームレスな教育・研修体制の確立を目指している。
 

by otowelt | 2013-01-19 00:01 | その他

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