イレッサ訴訟、最高裁判決

イレッサ訴訟の最高裁の判決が出ました。

●肺がん薬イレッサ訴訟、遺族側が全面敗訴へ 最高裁決定 (4月2日 朝日新聞)
 肺がん治療薬「イレッサ」の副作用をめぐり、死亡した患者2人の遺族が、販売元のアストラゼネカ(大阪市)と国に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第三小法廷(寺田逸郎裁判長)は2日、国への請求について原告の上告を受理しない決定をした。国の賠償責任を否定した2011年11月の二審・東京高裁判決が確定した。
 一方、アストラゼネカへの請求については同日、原告の上告を受理し、判決期日を今月12日に指定した。ただ、二審の結論を見直す際に必要な弁論を開かないため、アストラゼネカの賠償責任も否定した同判決が維持され、遺族側の全面敗訴が確定する見通しだ。


●イレッサ訴訟、国側の勝訴が確定…最高裁 (4月2日 読売新聞)
 肺がん治療薬「イレッサ」(一般名・ゲフィチニブ)の副作用を巡り、患者の遺族が国と輸入販売元の製薬会社「アストラゼネカ」(大阪市)に損害賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(寺田逸郎裁判長)は2日の決定で、原告側の国に対する上告を退けた。
 同日付けで国側の勝訴が確定した。
 また同小法廷は、製薬会社に対する訴えの判決を今月12日に言い渡すことも決めた。最高裁が結論の見直しに必要な口頭弁論を開かないまま判決期日を指定したことで、原告側が逆転敗訴した2審・東京高裁判決が確定する見通しとなった。


●「国、輸入元に賠償責任なし」 肺がん治療薬訴訟で遺族側全面敗訴確定へ 最高裁 (4月2日 産経ニュース)
 肺がん治療薬「イレッサ」の重大な副作用の危険を知りながら適切な対応を怠ったとして、患者2人の遺族2人が国と輸入販売元の製薬会社、アストラゼネカ(大阪市)に損害賠償を求めた東京の訴訟で、最高裁第3小法廷(寺田逸郎裁判長)は2日、国への請求について遺族側の上告を受理しない決定をした。国の賠償責任を認めず、遺族側逆転敗訴とした2審東京高裁判決が確定した。
 第3小法廷はア社への請求については上告を受理し、判決を12日に指定。結論を見直す際に開く弁論を経ておらず、ア社に関しても責任を否定した2審の判断が維持される見通し。
 イレッサは平成14年7月、世界に先駆け日本で承認されたが、間質性肺炎で死亡する患者が相次ぎ、遺族らが東京と大阪で提訴。副作用の注意喚起が適切性や国の行政指導の妥当性が争点だった。

by otowelt | 2013-04-02 20:08 | 肺癌・その他腫瘍

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