COPDに対するumeclidiniumドライパウダーは有効

e0156318_23175684.jpg UPLIFT試験によってチオトロピウムが、そしてGLOW2試験によってグリコピロニウムがLAMAの代表格になり、いまやLAMAとLABAの合剤も生まれつつあります。
 umeclidiniumは、新しい長時間作用型抗コリン薬(LAMA)です(Eur Respir J 2012; 40: Suppl. 56: 377s.)。

Roopa Trivedi, et al.
Umeclidinium in patients with COPD: a randomised, placebo-controlled study
Eur Respir J erj00332-2013; published ahead of print 2013


目的:
 中等度から重症COPD患者におけるumeclidinium (UMEC)のドライパウダー吸入の効果と安全性を評価すること。

方法:
 ランダム化プラセボ対照比較試験において、1日1回のUMECを62.5μg、125μgの2用量について12週間検証した。プライマリエンドポイントは、85日目のベースラインからのトラフ一秒量変化とした。その他のエンドポイントとして、0~6時間荷重平均一秒量、呼吸困難感スコア(TDI)、健康アウトカム(SGRQスコア)、安全性などを設定した。

結果:
 246人の患者が登録され、168人が試験を完遂した。85日目の時点で、プラセボと比較してUMEC62.5μgおよび125μgは有意にトラフ一秒量のベースラインからの最小二乗平均変化を改善させた(127mL、152 mL、p<0.001)。 84日目において、0~6時間荷重平均一秒量も有意にこれらは改善させた(166mL、191 mL、p<0.001)。12週目のTDIおよびSGRQも有意に改善がみられた。有害事象の頻度は概して少なかった。
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(文献より引用)

結論:
 UMEC 62.5μgおよび125μgは有意に呼吸機能、呼吸困難感、健康ステータスを12週にわたり改善させた。


by otowelt | 2013-08-19 11:08 | 気管支喘息・COPD

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