GAPモデル:慢性間質性肺疾患の死亡予測スコア

e0156318_23175710.jpg 性別、年齢、呼吸機能。スコアリングしなくても予後予測因子であることは明白ですが、今後の疫学研究のため分類化することが重要なのかもしれません。

Christopher J. Ryerson, et al.
Predicting survival across chronic interstitial lung disease:The ILD-GAP model
Chest. 2013. doi:10.1378/chest.13-1474


概要:
 疾患特異的要因や患者特異的要因の不均一さから、慢性間質性肺疾患のリスクを推し量ることは困難である。この試験の目的は、慢性間質性肺疾患のある患者をGAPモデルを用いて死亡予測を分類化することにある。GAPモデルはそれぞれ性別(Gender)、年齢(Age)、生理検査(Physiology)からなる、以下の8点満点のスコアとした。
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(文献より引用)
 特発性肺線維症(IPF)307人、慢性過敏性肺炎206人、膠原病関連間質性肺疾患281人、特発性NSIP45人、分類不能型間質性肺疾患173人の死亡とスコアを解析した。その結果、GAPモデルはすべての間質性肺疾患サブタイプにおいて予測パフォーマンスが良好であった(混合コホートでc-index 74.6)。
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(文献より引用)


by otowelt | 2013-10-30 00:19 | びまん性肺疾患

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