ATS2014:気管支喘息における呼吸リハビリテーションの有効性

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 気管支喘息に対する呼吸リハビリテーションの有効性を報告したものです。

A33
J. Trevor, et al.
Benefits Of Pulmonary Rehabilitation For Patients With Asthma
[Publication Number: A1349]


概要:
 呼吸リハビリテーションを受けた患者の臨床データをプロスペクティブに収集した。75人が気管支喘息の初期診断を受け、386人がCOPDと診断された。気管支喘息患者のうち、呼吸リハビリテーションを完遂したのは37人、非完遂者は38人だった。
 結果、COPDの初期診断を受けた患者と比較して、気管支喘息患者は若年で(平均年齢57±2 vs. 66±0.4歳; p<0.0001)、高いBMIで(34±1 vs. 28±0.4 kg/m2; p<0.001)、ベースラインの6分間歩行距離が長く(321 ± 15 vs. 276± 5 m; p<0.0019)、1秒量(%予測値)が高く(65±3 vs. 45±1; p<0.0001)、DLCO(%予測値)が高かった(64±4 vs. 48±1; p<0.0001)。また、呼吸リハビリテーションを完遂した気管支喘息患者は、6分間歩行距離の改善が顕著で(326 vs. 390 m; p<0.0001)、BMIが減少し(33 vs. 32 kg/m2; p<0.046)、SF-36スコアが改善し(35 vs. 43; p<0.037)、Beck Depression Inventoryスコアが改善(15 vs. 9; p<0.0009)。


by otowelt | 2014-05-19 01:21 | 気管支喘息・COPD

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