石綿単独曝露よりも石綿と耐火性セラミック繊維の混合曝露の方が胸膜中皮腫発症リスクが高い

e0156318_22293212.jpg 石綿単独曝露よりも、セラミック繊維の混合曝露の方が中皮腫のリスクが高いという報告です。

Aude Lacourt, et al.
Co-exposure to refractory ceramic fibres and asbestos and risk of pleural mesothelioma
ERJ July 17, 2014 erj00798-2014


概要:
 この研究の目的は、石綿の単独曝露と比較して、石綿と耐火性セラミック繊維(RCF)の混合曝露によって胸膜中皮腫のリスクが上昇するかもしれないという仮説を検証するものである。
 フランスの症例対照研究(1987年~1993年)およびフランスの国内中皮腫サーベイランスプログラム(1998年~2006年)から男性を抽出した。出生年によってマッチさせたコントロール患者を選択した。完全な職歴聴取を行い、職業的な石綿曝露とRCF曝露を調査した。石綿の単独曝露による用量反応関係(グループ1)、RCFとの混合曝露による用量反応関係(グループ2)が検証された。
 石綿に曝露された合計988人の患者および1125人のコントロール患者が登録された。用量反応関係は両群に観察されたが、特にグループ2において強く観察された。
e0156318_2224893.jpg
(文献より引用)


by otowelt | 2014-07-30 00:12 | 肺癌・その他腫瘍

<< 日本人の喫煙者率は19.7%へ COPD急性増悪を繰り返すほど... >>