アノーロ®エリプタ®が発売

 2014年9月4日、アノーロ®エリプタ®が発売になりました。注意する点としては、まだアノーロ®エリプタ®7吸入用しか発売されていないということです。エリプタは私が最も注目している吸入デバイスです。カプセルを吸入器に充填しなくてもいいという点はCOPDの世界で革命的です。先に合剤が発売になっているのはアンメットニーズの観点からだとは思いますが、是非ウメクリジニウム単剤も期待したいところです。私は基本的に単剤治療が好きなので。
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(ウェブサイトより)

 アノーロ®専用のウェブサイトも立ち上げられているようなので呼吸器内科医は参考にしてください。
http://anoro.jp/top.html

アノーロ®エリプタ®はチオトロピウム単剤、ビランテロール単剤と比較してトラフ1秒量を有意に改善


<製品情報>
・効能・効果
効能・効果に関連する使用上の注意
(1)本剤は慢性閉塞性肺疾患の症状の長期管理に用いること。
(2)本剤は慢性閉塞性肺疾患の増悪時の急性期治療を目的として使用する薬剤ではない。

・用法・用量
 通常、成人にはアノーロエリプタ1 吸入(ウメクリジニウムとして62.5μg 及びビランテロールとして25μg)を1 日1 回吸入投与する。

・禁忌
(1)閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により、眼圧が上昇し症状を悪化させるおそれがある。]
(2)前立腺肥大等による排尿障害がある患者[抗コリン作用により、尿閉を誘発するおそれがある。]
(3)本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

・副作用
 第III相国際共同臨床試験2試験において、本剤又はウメクリジニウム(UMEC)/ビランテロール(VI)125/25μg*が投与された816例(日本人39例を含む)中61例(7.5%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。その主なものは、頭痛7例(0.9%)、口内乾燥7例(0.9%)、咳嗽6例(0.7%)、味覚異常5例(0.6%)であった。国内長期投与試験において、UMEC/VI 125/25μg*が投与された130例中8例(6.0%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。その主なものは、高血圧2例(1.5%)であった。重大な副作用としては、心房細動が報告されている

* 本剤の承認された用量は、UMEC/VI 62.5/25μg 1日1回である。


by otowelt | 2014-09-04 12:08 | 気管支喘息・COPD

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