アメリカFDAがIPFに対するニンテダニブ、ピルフェニドンを同時承認
2014年 10月 18日
びまん性肺疾患を診療している方はもうご存知と思いますが、FDAがニンテダニブを承認しました。日本でもいずれIPFに対してニンテダニブが使えるようになるでしょう。
FDAは、2014年10月15日に特発性肺線維症(IPF)に対してOfev(ニンテダニブ)およびEsbriet(ピルフェニドン)を同時承認しました。Parks副理事は「今日の承認は、重篤かつ慢性のIPFの患者に対して有用な治療選択肢を広げることになるだろう」と述べました。
ニンデタニブはINPULSIS試験によりプラセボ群と比較して主要評価項目である52週時点の努力性肺活量の年間低下率の有意な改善が報告されています。また、ピルフェニドンはすでに日本でピレスパとして使用されていますが、アメリカではASCEND試験の結果を受けて承認が下りました。
・ATS2014:INPULSIS試験:ニンテダニブはIPF患者において努力性肺活量の減少を有意に抑制
FDAは、2014年10月15日に特発性肺線維症(IPF)に対してOfev(ニンテダニブ)およびEsbriet(ピルフェニドン)を同時承認しました。Parks副理事は「今日の承認は、重篤かつ慢性のIPFの患者に対して有用な治療選択肢を広げることになるだろう」と述べました。
ニンデタニブはINPULSIS試験によりプラセボ群と比較して主要評価項目である52週時点の努力性肺活量の年間低下率の有意な改善が報告されています。また、ピルフェニドンはすでに日本でピレスパとして使用されていますが、アメリカではASCEND試験の結果を受けて承認が下りました。
・ATS2014:INPULSIS試験:ニンテダニブはIPF患者において努力性肺活量の減少を有意に抑制
by otowelt
| 2014-10-18 22:22
| びまん性肺疾患