CHEST-2試験:慢性血栓塞栓性肺高血圧に対するリオシグアトの長期安全性と効果

e0156318_1116566.jpg CHEST-1試験のリオシグアト(アデムパス®)のその後の報告です。

CHEST-1試験、PATENT-1試験:新規肺高血圧症治療薬リオシグアトの有効性

Gérald Simonneau, et al.
Riociguat for the treatment of chronic thromboembolic pulmonary hypertension: a long-term extension study (CHEST-2)
ERJ November 13, 2014 erj00871-2014


背景:
 リオシグアトは手術不能の遷延性/再発性慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)に対して効果があるsGC(可溶性グアニル酸シクラーゼ)刺激薬である。16週間におよぶCHEST-1試験において、リオシグアトは6分間歩行距離および肺血管抵抗の改善をもたらした。CHEST-2試験は、長期の安全性と効果を検証したオープンラベル試験である。

方法:
 CHEST-1試験に登録された患者がリオシグアト(最大2.5mg1日3回)を投与された。この試験の主要目的は安全性と忍容性の評価、5分間歩行距離やWHO機能分類を含む効果エンドポイントとした。

結果:
 CHEST-2試験に合計237人が登録された。安全性プロファイルはCHEST-1試験と同等であった。6分間歩行距離およびWHO機能分類の改善は、CHEST-2試験においても持続的に観察されていた。CHEST-1試験のベースラインから、6分間歩行距離は+51±62m改善していた。

結論:
 CTEPHに対するリオシグアトは長期の安全性と効果が期待できる。


by otowelt | 2014-12-10 00:03 | 呼吸器その他

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