クリスマスBMJ:子供向けアニメ映画では主要キャラクターの死亡リスクが高い

 確かに子供向けアニメ映画ではよく死にます。特に戦闘モノの映画なんかでは。

Ian Colman, et al.
CARTOONS KILL: casualties in animated recreational theater in an objective observational new study of kids’ introduction to loss of life
BMJ 2014; 349 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.g7184 (Published 16 December 2014)


目的:
 子供向けのアニメ映画と成人向けの映画において、主要キャラクターのスクリーン上の死亡リスクについて検証する。

デザイン:
 最初のスクリーン上の死亡までの時間を、Kaplan-Meier法で比較解析。

セッティング:
 著者のテレビ。ポップコーンの有無は問わない。

参加者:
 45の子供向けアニメ映画と90の成人向け映画の主要キャラクター。

アウトカム:
 最初にスクリーンで死亡がみられるまでの時間。

結果:
 子供向けアニメ映画の死亡原因として多かったのは、アニマルアタック(動物による)11.1%、落下11.1%だった。成人向け映画では銃による死亡が14.4%と多かった。
 子供向けアニメ映画の主要キャラクターは、成人向けものもと比較して死亡リスクが有意に高かった(ハザード比2.52, 95%信頼区間1.30 to 4.90)。また、主要キャラクターのスクリーン上の殺人行為についても成人映画よりも子供映画の方がリスクが高かった(ハザード比2.78, 95%信頼区間1.02 to 7.58)。
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(文献より引用)

結論:
 無害と思われがちな映画だが、実は子供向けアニメ映画では死亡・殺人がありふれている。


by otowelt | 2014-12-19 01:11 | その他

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