ATS2015:閉塞性睡眠時無呼吸は抑うつのリスク?

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会場にて、以下の発言。
「Excessive daytime sleepiness and severe OSA were both associated with depression in our sample of men. The presence of both was associated with an even greater risk―――」。

C.J. Lang, et al.
Obstructive Sleep Apnea (OSA) and Excessive Daytime Sleepiness (EDS) are Associated with Depression in a Community Based Population of Australian Men
ATS2015, Scientific Abstract


概要:
 35歳から83歳までのOSA男性を組み込んだ研究。5年におよぶ研究で、2時点で抑うつの解析をおこなった。ランダムサンプルとして857人のOSAと診断されていない患者データを参照にした。
 潜在的交絡因子で補正すると、過去に重症OSAと診断された場合抑うつの頻度が増加した(補正オッズ比2.1, 95%信頼区間1.1-4.0), また日中の眠気も増加した(補正オッズ比1.1, 95%信頼区間1.0-1.2)。
 未診断OSAと日中の眠気を過去に有していた男性は、そうでない男性と比べて4~5倍抑うつのオッズ比が高かった。過去にOSAと診断されていた場合(オッズ比2.0, 95%信頼区間1.15-3.45)、過去に未診断重症OSAがあった患者(オッズ比2.9, 95%信頼区間1.19-6.92)でも抑うつは増加した。


by otowelt | 2015-05-19 04:21 | 呼吸器その他

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