ATS2015:長期人工呼吸管理のウィーニングに音楽は有効か

e0156318_10521810.jpg



 音楽と集中治療についてのオーラルセッションがニュースになっていました。

Z. Liang, et al.
Effect of Music Intervention During Daily Weaning Trials in Patients on Prolonged Mechanical Ventilation
ATS 2015, C94, Mini Symposium


概要:
 血圧、心拍数、呼吸数、酸素飽和度、呼吸困難感、1日あたりのウィーニング時間に音楽が与える影響を調べた。28人の患者が長期急性期ケア病院から登録された。ウィーニングに際して、音楽の介入をおこなった(6日間プログラム)。長期人工呼吸管理で離脱困難例が対象になっている。
 平均年齢は62.5歳で、79%が男性だった。平均APACHE IIIスコアは48.3で、平均在院日数は38.9日だった。音楽をかけた日では、患者の心拍数、呼吸数、呼吸困難感が減少した。酸素飽和度や平均血圧には影響を与えなかった。音楽をかけなかった日では、これらには何ら変化をもたらさなかった。



by otowelt | 2015-05-20 08:45 | 集中治療

<< ATS2015:肺癌の再発およ... ATS2015・NEJM同時発... >>