クリスマスBMJ:糞石を磨き上げる

e0156318_10323428.jpg 毎年おなじみクリスマスBMJです。解釈はこれでよいと思うのですが・・・(ことわざ絡みの英語ジョークは苦手)。指導医が昔話を書いたものだと思っていたのですが、筆頭著者は現役の外科研修医(HO)のようです。

Andrew Jenkinson, et al.
Christmas 2015: Professional Considerations
Death of a proverb
BMJ 2015; 351 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.h6226 (Published 11 December 2015)


概要:
  外科研修医としてオンコールのシフトについていた夜のこと。私は指導医に呼ばれたことに意気揚々としていた。中年の患者が糞石に続発した腸閉塞の治療のため、開腹を受けるというのだ―――、しかもその糞石は通常みられるものよりも強度に石灰化した硬い腫瘤のようだった。私がもし「手洗いして清潔になった方がよいでしょうか?」と尋ねたなら、「いやいい、しかし手袋は必要だ」と言われただろう。検体が取り出され、検体写真の撮影前に糞石の洗浄を要した。私の役割は、糞石の表面に新鮮な大便が付着していないところまで確かに磨き上げることだった。この症例は、誰でもクソ磨きはできる(you can polish a turd )ということを示したのだ。

You can't polish a turd:「ダメなものは何したってダメ」の意味のことわざ。


by otowelt | 2015-12-13 00:32 | その他

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