COPD急性増悪では便秘に注意?

 COPD急性増悪の患者さんが入院してくると、多くの方は便秘を訴えられています。そのため、酸化マグネシウムなどを処方するのですが、それでも頑固な便が詰まっており、浣腸や坐薬を用いることもしばしば・・・。

 オハイオ州で行われたレトロスペクティブな症例対象研究では、65歳以上の高齢者の38%が入院後に便秘を訴えているのですが、COPD急性増悪の患者さんではそのリスクがさらに上昇することが報告されています1)

 気管支喘息の場合排便時に発作を起こしうることがありますし2)、COPD急性増悪の患者さんでも便秘には気をつけたいところですね。


(参考文献)
1) Gau JT, et al. Risk factors associated with lower defecation frequency in hospitalized older adults: a case control study. BMC Geriatr. 2015 Apr 10;15:44.
2) Ano S, et al. Defecation-related asthma. Intern Med. 2013;52(6):685-7.


by otowelt | 2016-01-15 00:23 | 気管支喘息・COPD

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