海外の吸入デバイスの紹介 その2

 以前、フォルスパイロなどの新規吸入デバイスを紹介しましたが、その後登場した新しい吸入デバイスについて紹介しましょう。2015~2016年は“breath-actuated inhaler”の名前をよく耳にするようになりました。これは、吸気に反応して自動的に噴霧されるpMDIです。pMDIも進化しています。

参考:・海外の吸入デバイスの紹介


1.スパイロマックス(Spiromax)
 見た目はpMDIのようですが、ふたを開けると勝手に薬剤が重点される、小さなエリプタのようなDPIデバイスです。現時点で私が最も評価しているDPIデバイスです。
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(Canonica GW, et al. J Aerosol Med Pulm Drug Deliv. 2015 Oct;28(5):309-19. より引用)

 YOUTUBEに動画があります。
https://www.youtube.com/watch?v=rH5fPcslZY0


2.オートヘラー(Autohaler)
 吸気に反応して自動的に噴出されるpMDIです。イージブレスも同様の仕組みです。ただし、スパイロマックスのようにフタを開けるだけで、というワケにはいかず、自身でデバイス上部についたタブを引き起こさなければなりません。
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 YOUTUBEに動画があります。
https://www.youtube.com/watch?v=QGjB9wipNjc


3.イージブレス(Easi-Breathe)
 オートヘラーと同じく、吸気に反応して自動的に噴出されるpMDIです。YOUTUBEに動画があります。

https://www.youtube.com/watch?v=qUlsVdI9WYM


4.Bloom(ブルーム)
 事前にカニスターから充填しておき、サイフに入れて持ち運びできる極薄pMDIです。まだ実臨床では使用されていないと思います。サイフには入りますが、カードやお札が逆に入らなくなるのではないかと懸念しています。
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by otowelt | 2016-03-17 00:17 | 気管支喘息・COPD

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