ブログが1000万アクセスを達成しました

e0156318_1749343.jpg 久しぶりに、どうでもいい内容を書いてみたいと思います。

 2008年から続けている当ブログ「呼吸器内科医」のアクセス数が日々増えており、多くの医療従事者や患者さんに閲覧いただいています。もともと個人的な勉強メモのつもりで始めたブログですが、とうとうユニークアクセス数がトータルで1000万を超えました。ページビューだと、3500万PVほどになるようです。ブロガーとしてもこの域に達することが憧れだったので、感無量です。

 勉強ブログを運営しているので、私のことを勤勉かつ聡明な医師と思っていらっしゃる方が多いのですが、ザンネン!私は実はあまり頭が良い人間ではありません。中学時代の成績はビリから数えた方が早かったし、センター試験の国語なんて医学生では前代未聞の115点/200点という有様でした。それでも、「お医者さんになりたいなあ」という夢は子どもの頃から持ち続けていたので、何とかして医学部に入れる方法はないかと毎日悩んでいました。結果、滋賀県枠という地方枠を使った推薦入試で奇跡的に滋賀医科大学に合格することができました。合格した決め手は、二次試験が私の得意だった小論文だったからです。もし推薦入試が学科試験だったならば、私は今頃まだ浪人生をしていることでしょう。

 医学部に入学してまず感じたのは、同級生がとても賢いということ。アカデミックな会話をしていても、「そうやなー」と知ったかぶって相槌を打っていました。彼らと対等に張り合うためには、また医学という膨大な学問に立ち向かうには、ガムシャラに努力するしかありませんでした。私は暗記が苦手なので、ひたすら、紙に書く勉強法です。書いて、書いて、書きまくる。どういうわけか、いつの間にか私が書きなぐった「倉原ノート」が同級生の間に出回るようになりました。劣等生の自分のまとめたノートが優等生たちの役に立つというのは、何といいますか、実にくすぐったい気持ちでした。

 研修医になってからも、ひたすら毎日勉強。人の2倍努力しなければ、満足のいく診療ができませんでした。その過程で、「呼吸器内科医」というブログが誕生しました。ウェブ上に日々の勉強内容をメモしていったのです。

 小論文、倉原ノート、ブログ。センター試験の国語の点数から想像されるように、文才は皆無ですが、学んだことを文章化することが自分に合った勉強法でした。豆まきのように四方八方に文章を発信し続ける私を、ダイヤモンドの原石と間違えて目にかけてくださったのは、シーニュの社長でした。同社から、『「寄り道」呼吸器診療』という本を出版し、その頃から執筆の依頼が増えました。あの本がなければ、今の私はなかったことでしょう。いやはや、社長には頭が上がりません。

 自分の勉強のために船出したブログですが、いまブログを書いている理由は「医学的知見のシェアのため」です。医学的情報は、専門家が出し惜しみをするものでも占有するものでもありません。患者さんの人生が少しでもプラスになるよう、分け隔てなくシェアされるべきものです。これからも、怒涛のごとく流れ寄せる呼吸器内科の情報を、効率よく発信し続けられるダムのようなブログでありたいと思います。

 これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

by otowelt | 2016-04-13 00:09 | その他

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