製錬業はCOPDの職業的リスク因子

e0156318_234399.jpg そうは言ってもやはり喫煙が気腫化の最たる原因であろうと思います。

Kraïm-Leleu M, et al.
Occupational Risk Factors for COPD: A Case-Control Study.
PLoS One. 2016 Aug 3;11(8):e0158719.


目的:
 この研究の目的は、技巧職におけるCOPDの職業的リスク因子を調べることである。

方法:
 この多施設共同症例対照研究には、曝露形態が異なる11の職業が含まれた。コントロールおよび対象症例は性別、年齢、喫煙歴がマッチされた。多変量ロジスティック回帰分析を用いてオッズ比を推定した。

結果:
 合計1519人の参加者が2004年9月から2012年9月までに登録された。マッチ後、547のペアがつくられた。平均年齢は56.3±10.4歳だった。この研究では、製錬業のみがCOPDのリスクを上昇させた(オッズ比7.6, p < 0.0001, 95%信頼区間4.5-12.9)。身体活動性はオッズ比を低下させ(オッズ比0.7)、都市部の居住はリスク因子だった(オッズ比1.6)。
 精錬業者で用いられた金属はおもに鋳鉄、アルミニウム、合金であった。機械整備(65.2%)、鋳造(49.6%)、表面処理(41.1%)、鋳造(41.0%)がもっともよくみられた活動内容であった。

結論:
 技巧職のうち、とりわけ製錬業ではCOPDの職業的リスクとなる。


by otowelt | 2016-08-29 00:48 | 気管支喘息・COPD

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