骨髄移植でHIVが消えるかもしれない

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CROI(Conference on Retroviruses and Opportunistic Infections)2008で発表された
HIV患者のAMLに対する骨髄移植の症例。

HIVウイルスは免疫担当細胞のCCR5受容体を目印に感染する。
本症例での白血病患者でのCCR5受容体が通常と異なった
もの(CCR5 delta 32 mutationのhomozygous)であり、
HIVウイルスに耐性を持つであろう遺伝子を持つドナーからの
骨髄移植を行ったところ、白血病とともにHIVウイルスも消え去ったという。
CCR5-tropic virusによるCD4への侵入を許さないということか。

by otowelt | 2008-11-30 21:49 | 感染症全般

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