進行非小細胞肺癌に対するGC併用療法後、即時逐次DOC投与は生存率を改善する


Phase III Study of Immediate Compared With Delayed Docetaxel After Front-Line Therapy With Gemcitabine Plus Carboplatin in Advanced Non–Small-Cell Lung Cancer. JCO, Vol 27, No 4, 2009: pp. 591-598

ドセタキセルは非小細胞肺癌のセカンドラインのキードラッグである。
 ・Fossella FV, et al. J Clin Oncol 2000;18:2354-62.
 ・Shepherd FA, et al. J Clin Oncol 2000;18:2095-103.


背景:
 進行非小細胞肺癌(NSCLC)に対するgemcitabine+carboplatin併用療法後,
 セカンドライン治療の適切な時期は明らかにされていない。
 無作為化オープンラベル試験により,GC後にdocetaxel を逐次投与する方法と
 再発後の2次治療として投与する方法の有効性および安全性を評価した。

方法:
 gemcitabine 1,000 mg/(day 1、8)+carboplatin AUC 5.0(day 1)を
 21日ごとに4コース施行した後、PD以外の症例をPSで層別化し以下のいずれかに
 無作為に割り付けた。 いずれも最大6コースである。

 逐次投与群:docetaxelを75mg/,day1,21日を1コース
 再発後投与群:docetaxel 75mg/ を再発後2次治療として,day1,21日を1コース

 Primary endpoint:全生存期間
 Secondary endpoint:奏効率,無増悪生存期間(PFS),毒性およびQOL

結果:
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結論:
 進行NSCLCに対するGC後docetaxel逐次投与により、
 QOLを低下させたり,毒性の発現頻度を高めたりすることなく生存率を改善する。
 

by otowelt | 2009-02-17 08:30 | 肺癌・その他腫瘍

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