肺内リンパ節


よくカンファレンスなんかで、肺内リンパ節じゃないのコレ??なんていう
議論がされることがある。

●肺内リンパ節の特徴
 40歳以上
 喫煙歴を有する患者に多い
 男女比=7:4
 20mm以下が多く、ほとんどが10mm以下
 下葉の胸膜直下に好発する
 炭粉沈着が多い
 珪肺患者にみられることが多い
 多発例は多くない、多くは単発例
Kradin RL, et al. Intrapulmonary lymph nodes clinical, radiologic, and pathologic features. Chest 1985; 87; 662-667

●原因
 リンパ組織が刺激、加齢によって、免疫反応を経てマクロファージやリンパ球の
 集積をきたし、肺内リンパ節に過形成し増大したものではないかと考えられている。
Kradin RL, et al. Intrapulmonary lymph nodes clinical, radiologic, and pathologic features. Chest 1985; 87; 662-667

●診断
 確定診断としては、組織診・細胞診がおこなわれているが、径が小さいため
 十分な検体がとれず、VATSを施行しているのが現状。

●画像
 辺縁は平滑であり、卵円形、多角形が多い。辺縁に静脈分枝の連続をみること
 がある。また、造影効果を有する。

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文責"倉原優"

by otowelt | 2009-02-17 19:26 | レクチャー

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