ガバペンチンは、アンドロゲン除去関連のほてりを軽減する


A phase III randomized, double-blind,placebo-controlled trial of gabapentin in the management of hot flashes in men (N00CB).
Annals of Oncology 20: 542–549, 2009


背景:
 ほてり(hot lash)は、アンドロゲン除去療法(前立腺癌)において
 非常に問題になることがある。

方法:
 前立腺癌に対し安定したアンドロゲン除去療法施行中の患者で、
 ほてりを訴える症例を対象に前向き二重遮蔽プラセボ比較試験を実施した。
 患者にプラセボまたはガバペンチン(ガバペン)を
 300、600または900mg/日を投与した。ベースラインの1週間および
 試験薬投与後4週間のほてりの頻度と重症度を記録。

結果:
 適格214例における試験薬投与第4週目の平均のほてりスコアは、
 ベースラインの週に比し4.1単位減少した。ガバペンチンの投与量群別
 では、300mg群で3.2、600mg群で4.6、900mgで7.0単位減少。
 ガバペンチン群全体とプラセボ群の比較では、ほてりに関して有意差はなし。
 ガバペンチン最大量投与群の治療4週後のほてりスコアとほてりの頻度の
 変化をプラセボ群と比較した場合のp値は、それぞれ0.10および0.02だった。
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結論:
 ガバペンチンがアンドロゲン除去関連の血管運動機能障害を有する患者の
 ほてりをある程度軽減する。

by otowelt | 2009-03-18 22:34 | 肺癌・その他腫瘍

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