2017年 12月 20日 ( 1 )

書籍の紹介:内科病棟・ER トラブルシューティング

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 今日は献本いただいた書籍の紹介です。高岸勝繁先生が執筆され、上田剛士先生が監修された「内科病棟・ER トラブルシューティング」という本です。この二人の名前が並ぶだけで、世の総合診療科医が「あの人たちなら間違いない」と断言する、日本屈指の頭脳派ドクターたちです。

 高岸勝繁先生の本についてはこのブログでも過去に取り上げたことがあります。

書籍の紹介:ホスピタリストのための内科診療フローチャート

 何を隠そう、彼は私の研修医時代の後輩です。「アイツおれの後輩なんだぜ」という言葉を何回使ったことか。高岸先生がどんどん有名になっても、一生使い続けようかな(笑)。研修医時代、彼に「倉原先生、この疾患の例の論文読みました?」と挑戦的な目で言われ、「お、おう、読んだぜ!」と見栄を張ったことも数十回。
 
 この本にはクリティカルな症候別に、高岸イズムがちりばめられています。1つ1つの言葉にエビデンスがあり、その記述は重い。専門領域の項目ですら、私の知らない事実が書かれてあったりして、結構焦ります。前にも書きましたが、「読んで焦る医学書は良い本」です。

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 いまもし自分が謎の病気で苦しんでいたら、誰に診察をお願いしたいかと聞かれると彼ら2人の名前が頭に思い浮かびます。この本は、そういう“医師が信頼する医師”が作り上げた本なのです。


by otowelt | 2017-12-20 00:13 | その他