VAPに対するIBMP10スコアの有用性
2009年 07月 15日
APACHE IIは使いにくい。
ICUではだれもが感じていると思うが・・・
CIDよりVAPのIBMP10スコアについての
提唱。覚えやすいし、こっちのが実用的
だと個人的には思う。
Predicting Mortality in Patients with Ventilator‐Associated Pneumonia: The APACHE II Score versus the New IBMP‐10 Score
Clinical Infectious Diseases 2009;49:72–77
背景:
人工呼吸器関連肺炎(VAP)は、死亡率上昇を強く関連している。
The Acute Physiology and Chronic Health Evaluation II (APACHE II)
スコアはもっともよいスコアリングシステムだと思われる。この試験の目的は
APACHE IIと比べるためのシンプルなスコアリングを提唱することである。
方法:以下のようにスコアリング
1) 免疫不全がある
2) 血圧 <90mmHg(systolic) or <60mmHg(diastolic)
3) 胸部レントゲンでMultilobar infiltrates
4) 血小板<100,000/mm3
5) VAP発症以前の入院期間> 10 日
それぞれの頭文字をとってIBMP10スコアとしている。
結果:
VAP患者の死亡率は、上記スコアリングによって
0点:2%、1点:9%、2点:24%、3点:50%、4点:67%
結論:
IBMP‐10 Scoreは使用するにあたって妥当な評価
ICUではだれもが感じていると思うが・・・
CIDよりVAPのIBMP10スコアについての
提唱。覚えやすいし、こっちのが実用的
だと個人的には思う。
Predicting Mortality in Patients with Ventilator‐Associated Pneumonia: The APACHE II Score versus the New IBMP‐10 Score
Clinical Infectious Diseases 2009;49:72–77
背景:
人工呼吸器関連肺炎(VAP)は、死亡率上昇を強く関連している。
The Acute Physiology and Chronic Health Evaluation II (APACHE II)
スコアはもっともよいスコアリングシステムだと思われる。この試験の目的は
APACHE IIと比べるためのシンプルなスコアリングを提唱することである。
方法:以下のようにスコアリング
1) 免疫不全がある
2) 血圧 <90mmHg(systolic) or <60mmHg(diastolic)
3) 胸部レントゲンでMultilobar infiltrates
4) 血小板<100,000/mm3
5) VAP発症以前の入院期間> 10 日
それぞれの頭文字をとってIBMP10スコアとしている。
結果:
VAP患者の死亡率は、上記スコアリングによって
0点:2%、1点:9%、2点:24%、3点:50%、4点:67%
結論:
IBMP‐10 Scoreは使用するにあたって妥当な評価
by otowelt
| 2009-07-15 15:05
| 感染症全般