Propofol infusion syndrome:PRIS


プロポフォール注入症候群 Propofol infusion syndrome:PRIS

概要:
 集中治療分野における、長期間鎮静のためにプロポフォールが投与された患者
 に起こるまれな致死性合併症である。
 高用量プロポフォールの長期投与時に代謝性アシドーシス、脂質異常症、
 多臓器不全が進行し、徐脈性不整脈、心停止に至る。
 乳酸アシドーシスやBrugada型心電図変化は前駆症状と考えられ、
 認められたらただちにプロポフォール投与を中止する。
 原因としてミトコンドリアにおける脂質代謝障害や、遺伝子欠損症の関与が
 疑われている。
 プロポフォールを漫然と長期投与しないようにすることが肝要。

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by otowelt | 2009-12-07 13:05 | レクチャー

近畿中央呼吸器センター 呼吸器内科の 倉原優 と申します。医療従事者の皆様が、患者さんに幸せを還元できるようなブログでありたいと思います。原稿・執筆依頼はメールでお願いします。連絡先:krawelts@yahoo.co.jp


by 倉原優
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