血清YKL-40レベルは、喘息の急性発作、血清IgEおよび好酸球と関連
2010年 04月 28日
キチナーゼは環境的に多糖キチンの豊富な開裂する能力を持ったhydrolaseを
もつファミリーである。
ほ乳類におけるキチナーゼは、Th2細胞由来の炎症に対して重要な役割を
果たすことが知られており、喘息患者の組織で過剰発現が確認されている。
キチンかチキンかワケがわからなくなってくるが、
YKL-40はNEJMにも掲載されているほど重要なトピックである。
NEJMでは、YKL-40の値増加は有意に頻回の吸入回数、
頻回の経口ステロイド使用回数、頻回の入院率が多いという結論に至っている。
Chitinase-like Protein in the Lung and Circulation of Patients with Severe Asthma
NEJM Vol. 357:2016-2027 Nov. 15, 2007 No. 20
YKL-40をコードする遺伝子CHI3L1は、プロモータ領域での-131C->G変異が
YKL-40蛋白の増加および1秒率(FEV1)の悪化と相関している。
これもNEJMより報告されている。
Effect of Variation in CHI3L1 on Serum YKL-40 Level, Risk of Asthma, and Lung Function
NEJM, 358, 1682, 2008
今回はERJからの論文。
背景および方法:
血清YKL-40が中国人の喘息における急性増悪、血清総IgEレベル、
血清好酸球値、呼吸機能と相関するかを調べた。
コントロール群を用いて検討。
結果:
コントロールおよび安定喘息小児と比べて、
血清YKL-40レベルは有意に急性増悪で上昇していた。
同様に、IgEレベル、好酸球値も上昇していた。
しかしながら、呼吸機能とは関連していなかった。
結論:
血清YKL-40レベルは、喘息の急性発作、血清IgEおよび好酸球と関連していた。
もつファミリーである。
ほ乳類におけるキチナーゼは、Th2細胞由来の炎症に対して重要な役割を
果たすことが知られており、喘息患者の組織で過剰発現が確認されている。
キチンかチキンかワケがわからなくなってくるが、
YKL-40はNEJMにも掲載されているほど重要なトピックである。
NEJMでは、YKL-40の値増加は有意に頻回の吸入回数、
頻回の経口ステロイド使用回数、頻回の入院率が多いという結論に至っている。
Chitinase-like Protein in the Lung and Circulation of Patients with Severe Asthma
NEJM Vol. 357:2016-2027 Nov. 15, 2007 No. 20
YKL-40をコードする遺伝子CHI3L1は、プロモータ領域での-131C->G変異が
YKL-40蛋白の増加および1秒率(FEV1)の悪化と相関している。
これもNEJMより報告されている。
Effect of Variation in CHI3L1 on Serum YKL-40 Level, Risk of Asthma, and Lung Function
NEJM, 358, 1682, 2008
今回はERJからの論文。
背景および方法:
血清YKL-40が中国人の喘息における急性増悪、血清総IgEレベル、
血清好酸球値、呼吸機能と相関するかを調べた。
コントロール群を用いて検討。
結果:
コントロールおよび安定喘息小児と比べて、
血清YKL-40レベルは有意に急性増悪で上昇していた。
同様に、IgEレベル、好酸球値も上昇していた。
しかしながら、呼吸機能とは関連していなかった。

血清YKL-40レベルは、喘息の急性発作、血清IgEおよび好酸球と関連していた。
by otowelt
| 2010-04-28 12:03
| 気管支喘息・COPD









