有用性をもって早期終了した臨床試験の効果は、誇張されている

有用性をもって早期終了した臨床試験の効果は、誇張されている_e0156318_655412.jpgStopping Randomized Trials Early for Benefit and Estimation of Treatment Effects
JAMA. 2010;303(12):1180-1187.


http://newsblog.mayoclinic.org/2010/03/19/study-on-stopping-clinical-trials/

メイヨークリニックから、臨床試験に関するスタンスの勧告。

JAMAから発表されたのは、治療効果が良好であることを理由に早期終了した
約100の臨床試験についての国際的な研究。
論文によれば、早期終了の研究は効果を誇張されている現状があるとのこと。
本研究の著者らは、研究者は臨床試験の早期終了への圧力に屈することなく、
早期終了を検討する以前に、より長期にわたって試験を継続するよう勧告した。

平均すると、早期終了した試験は、
効果のない治療で約30%の相対リスクの低下を示し、
真に20%の相対リスク低下効果のある治療では40%以上の低下を示す

by otowelt | 2010-05-06 06:53 | その他

近畿中央呼吸器センター 呼吸器内科の 倉原優 と申します。医療従事者の皆様が、患者さんに幸せを還元できるようなブログでありたいと思います。原稿・執筆依頼はメールでお願いします。連絡先:krawelts@yahoo.co.jp


by 倉原優
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