特に1型糖尿病においては、持続的に血糖を測定する
こと(CGM)の有用性が明らかになってきている。
CGM関連のスタディはいくつかある。
1.GuardControl Trial:CGM VS 強化インスリン
2.STAR 1 Trial:CGM+インスリンポンプ VS インスリンポンプ
3.JDRF-Funded Studies:今回のスタディもJDRFの提供を受けている
4.REAL Trend Study:CGM VS MDI
5.EURYTHMICS Study:CGM VS MDI
6.ONSET Trial:発症時からCGM使用
Effectiveness of Sensor-Augmented Insulin-Pump Therapy in Type 1 Diabetes
N Engl J Med 2010; 363 : 311 - 20
背景:
1型糖尿病のために近年開発された機械に、多くのインスリンポンプや
グルコースセンサー搭載のインスリンポンプなどがある。
方法:
多施設共同ランダム化対照試験において、コントロール不良1型糖尿病患者
485例(成人:329例、小児:156 例)を対象とした。センサー付の
インスリンポンプ療法と、1日に複数回注射するインスリンレジメンの有効性を比較。
プライマリエンドポイントは、HbA1c値のベースラインからの変化。
結果:
平均HbA1cは介入時ともに8.3%であったが、1年後
ポンプ群では7.5%に、インスリン注射群では8.1%に低下した(P<0.001)。
HbA1cが7%未満に達した患者は、ポンプ群のほうがインスリン注射群より
高かった。重症低血糖は、ポンプ群(13.31件/100人年)とインスリン注射群
(13.48件/100人年)で有意差はなし(P=0.58)。
結論:
コントロール不良1型糖尿病患者は、グルコースセンサー付インスリンポンプの
方がインスリン複数注射レジメン群よりもHbA1cが有意に改善。
こと(CGM)の有用性が明らかになってきている。
CGM関連のスタディはいくつかある。
1.GuardControl Trial:CGM VS 強化インスリン
2.STAR 1 Trial:CGM+インスリンポンプ VS インスリンポンプ
3.JDRF-Funded Studies:今回のスタディもJDRFの提供を受けている
4.REAL Trend Study:CGM VS MDI
5.EURYTHMICS Study:CGM VS MDI
6.ONSET Trial:発症時からCGM使用
Effectiveness of Sensor-Augmented Insulin-Pump Therapy in Type 1 Diabetes
N Engl J Med 2010; 363 : 311 - 20
背景:
1型糖尿病のために近年開発された機械に、多くのインスリンポンプや
グルコースセンサー搭載のインスリンポンプなどがある。
方法:
多施設共同ランダム化対照試験において、コントロール不良1型糖尿病患者
485例(成人:329例、小児:156 例)を対象とした。センサー付の
インスリンポンプ療法と、1日に複数回注射するインスリンレジメンの有効性を比較。
プライマリエンドポイントは、HbA1c値のベースラインからの変化。
結果:
平均HbA1cは介入時ともに8.3%であったが、1年後
ポンプ群では7.5%に、インスリン注射群では8.1%に低下した(P<0.001)。
HbA1cが7%未満に達した患者は、ポンプ群のほうがインスリン注射群より
高かった。重症低血糖は、ポンプ群(13.31件/100人年)とインスリン注射群
(13.48件/100人年)で有意差はなし(P=0.58)。
結論:
コントロール不良1型糖尿病患者は、グルコースセンサー付インスリンポンプの
方がインスリン複数注射レジメン群よりもHbA1cが有意に改善。