気胸の超音波診断

●気胸に対する超音波診断の歴史
1986年、Rantanenが馬において初めて報告した。
         Vet Clin North Am EquinePract 1986;2:49-66
1987年にWerneckeらにより、これが人にも応用可能であることを報告された。
高エコー域とcomet tails signの呼吸性移動はLichtensteinらにより
lung sliding sign(LSS)と命名され、LSSの消失が気胸の診断に有用とされた。
         J Thorac Imaging 1987;2:76-8.
         Chest 1995;108:1345-8


●超音波の気胸診断能
176例の外傷性気胸の患者に胸部超音波検査を行い、感度98.1%、特異度99.2%
であったいう報告があり、外傷性気胸の50%以上を占めるX線不顕性気胸の診断
でも超音波検査は有用であったとしている。
         Acad Emerg Med 2005;12:844-9.
         J Trauma 2004;57:288-95.


静止画だと絶対わからないので、動画をみることをおすすめする。
下記サイトがオススメ。
http://sinaiem.us/tutorials/pneumothorax
by otowelt | 2010-08-16 08:01 | 呼吸器その他

近畿中央呼吸器センター 呼吸器内科の 倉原優 と申します。医療従事者の皆様が、患者さんに幸せを還元できるようなブログでありたいと思います。原稿・執筆依頼はメールでお願いします。連絡先:krawelts@yahoo.co.jp


by 倉原優