チアゾリジン系治療薬は2型糖尿病患者における肺炎・下気道感染のリスクを上昇させる
2011年 04月 20日
アクトスとアバンディアの話。
心不全や骨折、肺炎とあまりいい試験が出ないのがかわいそうだが…。
劇的な報告でもないので、あまり興味はない。
Long-term use of thiazolidinediones and the associated risk of pneumonia or lower respiratory tract infection: systematic review and meta-analysis
Thorax 2011;66:383e388
概要:
PPAR:peroxisome proliferator-activated receptorアゴニスト
であるrosiglitazoneとpioglitazoneは、グルココルチコイド受容体を活性化
させ、インスリン抵抗性を改善させる薬剤である。
筆者は、肺炎および下気道感染のチアゾリヂン系治療薬によるリスクについて
システマティックに調査した。MEDLINE, EMBASEなどを用いた検索。
結果:
13の試験(n=17627、8163人がチアゾリンジン系、9464人がコントロール群)
が登録された。期間は1~5.5年。チアゾリジン系治療薬は
有意に肺炎および下気道感染のリスクを上昇させた
(n=130/8163 vs 100/9464; RR 1.40;
95% CI 1.08 to1.82; p=0.01; I2¼0%)。また、重症な肺炎および
下気道感染も同様であった(n=111/7391 vs 87/8692;
RR 1.39; 95% CI 1.05 to 1.83; p=0.02; I2=0%)。
結論:
長期的なチアゾリジン使用は、肺炎あるいは下気道感染の
リスクを2型糖尿病患者において上昇させる。
心不全や骨折、肺炎とあまりいい試験が出ないのがかわいそうだが…。
劇的な報告でもないので、あまり興味はない。
Long-term use of thiazolidinediones and the associated risk of pneumonia or lower respiratory tract infection: systematic review and meta-analysis
Thorax 2011;66:383e388
概要:
PPAR:peroxisome proliferator-activated receptorアゴニスト
であるrosiglitazoneとpioglitazoneは、グルココルチコイド受容体を活性化
させ、インスリン抵抗性を改善させる薬剤である。
筆者は、肺炎および下気道感染のチアゾリヂン系治療薬によるリスクについて
システマティックに調査した。MEDLINE, EMBASEなどを用いた検索。
結果:
13の試験(n=17627、8163人がチアゾリンジン系、9464人がコントロール群)
が登録された。期間は1~5.5年。チアゾリジン系治療薬は
有意に肺炎および下気道感染のリスクを上昇させた
(n=130/8163 vs 100/9464; RR 1.40;
95% CI 1.08 to1.82; p=0.01; I2¼0%)。また、重症な肺炎および
下気道感染も同様であった(n=111/7391 vs 87/8692;
RR 1.39; 95% CI 1.05 to 1.83; p=0.02; I2=0%)。

長期的なチアゾリジン使用は、肺炎あるいは下気道感染の
リスクを2型糖尿病患者において上昇させる。
by otowelt
| 2011-04-20 07:40
| 感染症全般









