COPDに対するvilanterolのプラセボ対照ランダム化試験
2012年 01月 16日
The Efficacy and Safety of the Novel Long-Acting β2 Agonist Vilanterol in COPD Patients: a Randomized Placebo-Controlled Trial
CHEST Published online before print January 12, 2012,
背景:
Vilanterol (VI; GW642444M)は、新しい吸入β2刺激薬であり
COPDや喘息に対する吸入ステロイドと1日1回で組み合わせることで
24時間の作用活性をもつ。このスタディは、VIの
用量反応性、効果、安全性を3–50μgの用量で
中等度から重症COPDに対して評価する。
方法:
602人の患者(ITT解析)を登録し、ランダムに
VI 3, 6.25, 12.5, 25, 50μg, プラセボに28日間割り付けた。
プライマリエンドポイントは、ベースラインからの28日時点
でのFEV1変化とした。セカンダリエンドポイントは
Day1,28での0–24h加重平均FEV1、
Day1からのFEV1の≥100 mLの上昇あるいは≥12%の上昇とした。
安全性については有害事象、バイタルサイン、心電図検査など。
結果:
28日時点での1日1回のVIはFEV1をプラセボに比べて用量依存的に
有意に改善。25ないし50μgの用量において臨床的に妥当な治療効果
が確認された。すべての用量のVIにおいて有害事象は忍容できた。

結論:
VI 25 、50μgを1日1回使用することでCOPDに対しする
呼吸機能に利益をもたらすことができる。安全性プロファイルも
忍容性がある。
CHEST Published online before print January 12, 2012,
背景:
Vilanterol (VI; GW642444M)は、新しい吸入β2刺激薬であり
COPDや喘息に対する吸入ステロイドと1日1回で組み合わせることで
24時間の作用活性をもつ。このスタディは、VIの
用量反応性、効果、安全性を3–50μgの用量で
中等度から重症COPDに対して評価する。
方法:
602人の患者(ITT解析)を登録し、ランダムに
VI 3, 6.25, 12.5, 25, 50μg, プラセボに28日間割り付けた。
プライマリエンドポイントは、ベースラインからの28日時点
でのFEV1変化とした。セカンダリエンドポイントは
Day1,28での0–24h加重平均FEV1、
Day1からのFEV1の≥100 mLの上昇あるいは≥12%の上昇とした。
安全性については有害事象、バイタルサイン、心電図検査など。
結果:
28日時点での1日1回のVIはFEV1をプラセボに比べて用量依存的に
有意に改善。25ないし50μgの用量において臨床的に妥当な治療効果
が確認された。すべての用量のVIにおいて有害事象は忍容できた。

結論:
VI 25 、50μgを1日1回使用することでCOPDに対しする
呼吸機能に利益をもたらすことができる。安全性プロファイルも
忍容性がある。
by otowelt
| 2012-01-16 23:01
| 気管支喘息・COPD