ナウゼリンとプリンペランの違い:メモ
2012年 01月 23日
●ドンペリドン(ナウゼリン)とメトクロプラミド(プリンペラン)の違い
1.効果
メトクロプラミド30mgとドンペリドン30-60mgは有効性に有意差は
認められていない。
Br J Clin Pract. 1991 Winter;45(4):247-51.
また、嘔気に対してドロレプタン1.25mgは有効であることがわかっているが、
メトクロプラミド10mg、プロクロルペラジン(ノバミン)10mgは
プラセボと比較するとほぼ同等である。
Am J Emerg Med. 2006 Mar;24(2):177-82.
2.妊婦
妊婦に対してドンペリドンは禁忌である。
添付文書によれば、動物実験(ラット)で骨格、内臓異常等の催奇形作用が報告。
メトクロプラミドは治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ
投与するよう注意喚起されている。
Eur J Clin Pharmacol. 1983;24(3):345-8.
妊娠悪阻に対する知識として、セロトニン拮抗作用がある生姜も
産婦人科手術に有効とされている。車酔いにも効果があるとされている。
Am J Physiol Gastrointest Liver Physiol. 2003 ;284(3):G481-9.
妊娠悪阻に対しては生姜はプラセボより効果がみられる。
投与6日目で嘔吐停止が、20%から67%に改善。
Obstet Gynecol. 2001 Apr;97(4):577-82
3.授乳婦
ドンペリドンは大量投与を避けること。メトクロプラミドほど母乳移行は
多くないとされている。しかしながら、メトクロプラミドは授乳婦の場合
授乳そのものを避けること。この薬剤は母乳移行する。
Eur J Clin Pharmacol. 1983;25(6):819-23.
1.効果
メトクロプラミド30mgとドンペリドン30-60mgは有効性に有意差は
認められていない。
Br J Clin Pract. 1991 Winter;45(4):247-51.
また、嘔気に対してドロレプタン1.25mgは有効であることがわかっているが、
メトクロプラミド10mg、プロクロルペラジン(ノバミン)10mgは
プラセボと比較するとほぼ同等である。
Am J Emerg Med. 2006 Mar;24(2):177-82.
2.妊婦
妊婦に対してドンペリドンは禁忌である。
添付文書によれば、動物実験(ラット)で骨格、内臓異常等の催奇形作用が報告。
メトクロプラミドは治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ
投与するよう注意喚起されている。
Eur J Clin Pharmacol. 1983;24(3):345-8.
妊娠悪阻に対する知識として、セロトニン拮抗作用がある生姜も
産婦人科手術に有効とされている。車酔いにも効果があるとされている。
Am J Physiol Gastrointest Liver Physiol. 2003 ;284(3):G481-9.
妊娠悪阻に対しては生姜はプラセボより効果がみられる。
投与6日目で嘔吐停止が、20%から67%に改善。
Obstet Gynecol. 2001 Apr;97(4):577-82
3.授乳婦
ドンペリドンは大量投与を避けること。メトクロプラミドほど母乳移行は
多くないとされている。しかしながら、メトクロプラミドは授乳婦の場合
授乳そのものを避けること。この薬剤は母乳移行する。
Eur J Clin Pharmacol. 1983;25(6):819-23.
by otowelt
| 2012-01-23 14:42
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