T-SPOT実用化
2012年 11月 29日
他の先進国に大きく遅れをとって、今月から日本でもT-SPOTが実用化されています。
http://www.tspot-tb.jp/home.html?gclid=CPTdw6_k8bMCFeRMpgodbyIAyg
基本的に感度・特異度はQFTと大きく変わらないのですが(やや感度が高いか)、T-SPOTの利点はサイトに書かれているようにいくつかあります。
判定保留が少なくなる可能性があるのですが、報告によってまちまちですので、あまり気にするほどの差はないかもしれません。ただ、T-SPOTはHIVのような免疫不全患者さんではQFTよりはやや感度が高いようです。アッセイの最初の段階で、末梢血単核球を精製分離して血球数を標準化させることで、免疫反応を抑制する因子の影響を質的にも量的にも排除できているためとされています。
また、QFTのNIL、TB抗原、Mitogenの複数スピッツではなく、スピッツが1本で済みます。1本でQFTと同等の感度・特異度が実現できるのは良いことです。
QFTは16時間以内に検査をしなければならないのですが、T-POSTはT-Cell Xtend®試薬を加えると32時間まで検査可能です。
基本的に感度・特異度はQFTと大きく変わらないのですが(やや感度が高いか)、T-SPOTの利点はサイトに書かれているようにいくつかあります。
判定保留が少なくなる可能性があるのですが、報告によってまちまちですので、あまり気にするほどの差はないかもしれません。ただ、T-SPOTはHIVのような免疫不全患者さんではQFTよりはやや感度が高いようです。アッセイの最初の段階で、末梢血単核球を精製分離して血球数を標準化させることで、免疫反応を抑制する因子の影響を質的にも量的にも排除できているためとされています。
また、QFTのNIL、TB抗原、Mitogenの複数スピッツではなく、スピッツが1本で済みます。1本でQFTと同等の感度・特異度が実現できるのは良いことです。
QFTは16時間以内に検査をしなければならないのですが、T-POSTはT-Cell Xtend®試薬を加えると32時間まで検査可能です。
by otowelt
| 2012-11-29 00:02
| 抗酸菌感染症