悪性胸水治療薬:ユニタルク®発売
2013年 12月 11日
ノーベルファーマは既存の製薬会社から顧みられることの少ない疾病の治療薬(アンメットニーズ医薬品)を開発している会社で、個人的にも非常に注目しています。
ノーベルファーマは2013年12月9日、悪性胸水の治療薬であるユニタルク®胸膜腔内注入用懸濁剤4g(一般名:タルク)を発売しました。海外ではすでに承認され、欧米では標準薬として位置づけられています。ユニタルク®は、2010年に厚労省から開発要請を受けて開発されました。
同剤を胸膜腔内に注入し、胸膜を炎症させることで悪性胸水が貯留するスペースをなくす作用があります。国内の臨床試験では、1回の投与で悪性胸水に伴う呼吸困難や疼痛を改善することが確認されました。
4g/バイアルを日局生理食塩液50mLで懸濁して使用します。薬価は1バイアル7112円です。
ノーベルファーマは2013年12月9日、悪性胸水の治療薬であるユニタルク®胸膜腔内注入用懸濁剤4g(一般名:タルク)を発売しました。海外ではすでに承認され、欧米では標準薬として位置づけられています。ユニタルク®は、2010年に厚労省から開発要請を受けて開発されました。
同剤を胸膜腔内に注入し、胸膜を炎症させることで悪性胸水が貯留するスペースをなくす作用があります。国内の臨床試験では、1回の投与で悪性胸水に伴う呼吸困難や疼痛を改善することが確認されました。
4g/バイアルを日局生理食塩液50mLで懸濁して使用します。薬価は1バイアル7112円です。
by otowelt
| 2013-12-11 10:30
| 呼吸器その他