ATS2014:敗血症患者および患者家族に対しては十分な説明を
2014年 05月 18日
A24
V. Kundel, et al.
Assessing Sepsis Survivor And Family Knowledge And Attitudes Regarding Sepsis Outcomes
[Publication Number: A1142]
概要:
敗血症でICUに入室した患者において、患者および患者家族に対する説明がどの程度行われているのかよくわかっていない。本研究では124人の敗血症患者あるいはその家族を解析対照とした。われわれは患者および家族に敗血症についていくつか質問を行った。
124人のうち、69人(55.6%)が生存者であり、54人(43.5%)が患者家族であった。全参加者の71%が女性だった。81人(65.3%)が敗血症と言われたのは主治医あるいは看護師からが最初であり、37.9%がわかりやすい手法であったとしている。わずか14人(11.3%)のみが長期的な合併症について言及されていた。
医療従事者から患者および患者家族に対する敗血症の十分な説明がなされているとは言い難く、特に長期的なアウトカムについてはほとんど知らされていない。
by otowelt
| 2014-05-18 22:51
| 集中治療