
研修医の方から「ブログ、最近一体どうされたんですか?」という私を精神状態を案ずるメールが来たので、クリスマスBMJ(BMJクリスマス特集号)について説明しましょう。
BMJは言わずと知れた世界トップクラスの医学雑誌です。BMJは、年に1回クリスマスの時期に“おふざけ”論文をたくさん出してくるのです。この企画は基本的にジョークで、内容自体はどうでもいいものばかりです。しかし、オバカなテーマでもBMJ風に真面目に論じらているものが多いので、医師は興味深く読むことができるでしょう。
少しでも医学論文に興味を持ってくれる若者が増えれば、という目的もあろうかと思います。
このクリスマスBMJの目次ページは、論文を読むたびに随時更新していきます。
<クリスマスBMJ 2015 目次>
・クリスマスBMJ:ヒトの脳における“クリスマス中枢”はどこに?
・クリスマスBMJ:医学部の指導者は口ヒゲが多い
・クリスマスBMJ:ホラー映画は“血が凍る”
・クリスマスBMJ:現代の論文はポジティブな言葉を使いすぎ?
・クリスマスBMJ:アルカンシエルの呪いは存在するか?
・クリスマスBMJ:ヒト海綿状脳食症!?
・クリスマスBMJ:ゾンビの疫学、治療、予防
・クリスマスBMJ:ロシア高官は歩くときに右腕を振らない
・クリスマスBMJ:政府首脳に選ばれると死亡リスクが上昇する
・クリスマスBMJ:ボブ・ディランの歌は論文にしばしば引用されている
・クリスマスBMJ:臨床試験スタッフに赤ちゃんが生まれると試験の進捗と費用に負担?
・クリスマスBMJ:糞石を磨き上げる