喘息が疑われた集団におけるFeNOの診断精度

e0156318_13444039.jpg Mayoはたまに読みます。

Wang Z, et al.
The Diagnostic Accuracy of Fractional Exhaled Nitric Oxide Testing in Asthma: A Systematic Review and Meta-analyses.
Mayo Clin Proc. 2017 Dec 16. pii: S0025-6196(17)30831-5. doi: 10.1016/j.mayocp.2017.11.012. [Epub ahead of print]


目的:
 喘息が疑われた人におけるFeNOの診断精度を評価すること。

方法:
 MEDLINE、EMBASE、PsycINFO、Cochrane、SciVerse Scopusなどの電子データベースを2017年4月4日まで検索し、5歳以上で喘息を疑われた者に対するFeNOの診断精度を評価した研究を組み入れた。独立したレビュアーがデータを抽出した。サマリーROCモデルによりパフォーマンスを評価した。

結果:
 43試験13747人が登録された。成人においては、FeNOカットオフ値20ppb未満、20~29ppb、30~39ppb、40ppb以上ではそれぞれ感度80%、69%、53%、41%、特異度は64%、78%、85%、93%だった。小児においては、カットオフ値20未満、20~29ppbではそれぞれ感度78%、61%、特異度79%、89%だった。FeNOカットオフ値に基づくと、FeNOが陽性だった場合に喘息を有する検査後オッズは2.8~7倍上昇した。ステロイドナイーブの喘息患者・小児・非喫煙者では、診断精度は集団全体と比べると良好だった。

結論:
 FeNOは5歳以上において喘息の診断精度は良好である。ステロイドナイーブの喘息患者・小児・非喫煙者では、診断精度は集団全体と比べると良好だった。


by otowelt | 2018-01-18 00:19 | 気管支喘息・COPD

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